ネットワークドメインについて
Sun StorEdge 6920 システムは、次の 3 つのタイプのネットワークドメインに組み入れることができます。
- ストレージサービスプロセッサローカルエリアネットワーク (LAN)。Sun StorEdge Remote Response システムは、ストレージサービスプロセッサ LAN を使用して Sun StorEdge 6920 システムを遠隔から監視します。複数の Sun StorEdge 6920 システム (最大で同時に 8 つまで) がインストールされている場合、それらのシステムが 1 本の電話回線を共有できます。
- 内部コンポーネント LAN。この中で、ストレージサービスプロセッサは、システムを構成するコンポーネントと通信します。内部コンポーネント LAN は、システムの外部からはアクセスできず、データパスから分離されています。Sun StorEdge 6920 システム上の内部ネットワークトラフィックは、Ethernet ハブが管理します。
- サイト LAN。顧客の内部 Ethernet LAN に接続します。このサイト LAN によって、管理ホストからシステムへのアクセスが可能になります。管理ホストは、Web ブラウザまたはリモートスクリプトコマンド行インタフェース (CLI) クライアントを通じてシステムを構成、制御、監視するのに使用されます。ストレージサービスプロセッサのアクセサリトレイのルーターには、サイト LAN とストレージサービスプロセッサ LAN の間のファイアウォールが含まれています。
注 : Sun StorEdge 6920 システム付属のファイアウォールに加えて、各企業独自のセキュリティポリシーに沿って実装されたサイトファイアウォールを使用することもできます。ただし、各企業独自のファイアウォールを Sun StorEdge 6920 システム付属のファイアウォールと置き換えて使用することはできません。
関連項目